2019年4月28日日曜日

【Warframe】フォーチュナーアンプの比較レビュー


要求される素材が重すぎ!と私の中で話題だったフォーチュナーアンプ。
果たして強いのだろうか?

リソースブースターと高いMRのお陰でプロフィットテイカー実装早期に作れたにも関わらず、個人的都合で記事が作れなくてグダグダしてたら話題の鮮度失ってたが気にしない。今更記事にしました。
先に言っておきます。この記事凄く長くなってしまったので結論だけ知りたい人は1番下の方の大きい赤字を探してください。
この記事をさっさと公開できていればトロイド集めに苦しむ人をちょっとは救えたかもしれないなぁ〜。


以前にT4アンプについてもレビューしていますので是非合わせて読んでみてください。

フォーチュナーアンプとは?

シータスアンプに引き続き新しくフォーチュナーに追加されたオペレーターアンプのこと。
フォーチュナーアンプはシンジケートVOX SOLARISの名声ポイントと交換して設計図を入手することができる。
VOX SOLARISと取引するには先に地球のシータスでクイルと接触しなくてはいけなかったり、VOX SOLARISを担当しているLITTLE DUCKとはオペレーターの姿で話し掛けないととりあってもらえなかったりと条件があるので注意。
LITTLE DUCKはオーブ峡谷に繋がるエレベーター入り口を正面に見て左奥にあるバックヤードでロッカーにもたれかかる様に立っているノースリーブが眩しいお姉さんのキャラクターです。

ここでのアンプパーツ表記について

アンプパーツはそれぞれ名称がありますが実際にはそのパーツが解放される順にそれぞれ数字に置き換え略して表すことが多くこの記事でもその表記を多用しています。

例1 T1プリズム→Raplak T5スカフォード→Exard (TはTier)
例2 C3ブレース→Lohrin (Cはシータス) F3ブレース→Certus (Fはフォーチュナー)
一般的には上記の2パターンがあるみたいですが当記事では例1を使用しています。

またアンプの組み合わせを表す時にここでは例1の法則にならいプリズム、スカフォード、ブレースの順で並べた数字列が使ってます。

例3 327→T3プリズム、T2スカフォード、T7ブレース
例4 x23→自由枠(x)のプリズム、T2スカフォード、T3ブレース  

今回レビューするために作ったアンプの組み合わせ

作ったアンプは557667777127の4種。
T5、T6ブレースはそれぞれエネルギー容量とリチャージ秒数が変わる取り回しに関わるパーツなので除外しました。
T5、T6ブレースのレビューを求めてこの記事に辿り着いたのであればごめんね!予想のみでちらほら登場するよ!
T7ブレースはクリティカル率が20%プリズムとスカフォードの性能に加算されるクリティカル率だけ見ればT3ブレースの上位互換に見えるパーツ。
それまでエイドロン用にx23が強いとされていたけどxx7系に世代交代されてくのかなと予想し作ったアンプ全てT7ブレース使ってます。
そもそもブレースが統一出来てなきゃ比較出来ないんだから仕方ないよね。

そんな中途半端じゃ比較レビューじゃない?トロイドをもっと稼げばいい?無理です!
T5、T6ブレースは犠牲になったのだ。パワー厨の偏った思考・・・その犠牲にな。

とはいえですね

実際に作って使ってみて分かったんですけどフォーチュナーパーツに関しては火力一択のブレースを選んだ方がいいというワケではなさそうです。理由は後述。

アンプレビュー

ではメインのT5,T6,T7のプリズムとスカフォードのレビューをしていきます。
ブレースは前述した様に使用感を統一させるためT7ブレース(Certus)のみを組み合わせているのでT5,T6ブレースに関しては大して触れません。
フォーカスは全て解放済みです。
今回captureを使ってスクショを撮ってみました。
上の画像はT2スカフォードを撃った時の画像で左端にいるオペレーターから黄色い爆発の中心までの距離が大体15mなので参考にしてみてください。

T5プリズム(Cantic)

癖者揃いのフォーチュナーアンプで唯一良心的な性能を持っているのがこれ。
セミオートのT1プリズム、フルオートのT4プリズムに続く癖が無い枠に3点バーストも追加しときましたよ〜という感じのアンプ。
T3プリズムと同じく3点バースト型のアンプであちらは威力が上だがこちらは使いやすさが上である。
精度、発射速度、即着弾、長射程に優れている。
T3プリズムと違いフルオートの様に射撃できるのも良いポイント。
バースト射撃時に若干のリコイルが発生するが気にならない程度。
体感でT1プリズムとdps的に大差無いと感じたのでT1,T5で迷ったらリコイルか指の疲労を取るかで好きな方選べばいいんじゃないかな。

T5スカフォード(Exard)

panderoセカンダリ射撃のアンプ版。
エネルギーが有る限り全弾撃ち尽くす。
恵まれない時期に登場してしまった残念枠って思いたい
このアンプにはpanderoの様な爽快感・スピード感は無いし、現状ではpanderoの様な性能を再現するアンプを組み合わせやアルケインも無いと思われる。
panderoはリロードがたったの1秒でエイムが外れてもブッパし放題だが、こちらはブッパしてしまうと数秒間はお茶を濁さないといけない。
これメインで使うと戦っている時間よりもおろおろしてる時間の方が長くなる。
アンプにおけるリロードはエネルギー容量、エネルギーリチャージ遅延、エネルギーリチャージ率の3要素も関わっています。
恐らくT6ブレースにバーチュアスナルを入れたものがリロード最速で、そうなるとmaduraiのinner gazeが解放済みの場合エネルギー容量112EN、遅延0.5秒、リチャージ率36%なのでリロードにかかる時間は112÷36+0.5≒3.6(秒)
ちなみにブレースやアルケインがリロード速度に関わらないものを使う場合はエネルギー容量140EN、遅延2秒、リチャージ率30%なのでリロードにかかる時間は140÷30+2≒6.7(秒)
またT6ブレースだとエネルギー容量減少デメリットのお陰でT5スカフォードで最大容量でブッパしてもエネルギーが12残るのでT1,T4,T5など燃費が良いプリズムを組み合わせたなら撃ち切った後でもちょっとだけ戦うことができますね。
だがやはりアンプのリロードシステムがT5スカフォードと噛み合ってないのと多段ヒットはするけど燃費の割にダメージが低く精度も酷いので現状このパーツはお勧めできない。

T6プリズム(Lega)

ignisのアンプ版。やっぱり世紀末の世界観にに火炎放射器は付き物。
ignis持ったumbra excaliburと適当なスペクターをお供にしてプレイしたら絵面が面白そう。
全プリズム中で最も燃費が良くエネルギー残量を気にせず垂れ流していていられる。
また状態異常率も高いためバーチュアスフューリーとの相性がいい。垂れ流している間ずっと発動してる。
クリティカル率と精密な攻撃が無理というくらいしかデメリットがない。
ブレースの影響を受けにくいためプリズムに迷ったらこれで良いと思う。
ちなみにignis wraithの射程27mはこんな感じでT6プリズムとそんなに変わらないみたいだ。

T6スカフォード(Dissic)

zarrのアンプ版。
全アンプ中最低のクリティカル率だが最高の状態異常率を持つ。
クラスター弾なので状態異常が高頻度に起こりやすい。
当てやすいし威力も高めだが消費エネルギーがなんと一発50EN設定ミスでは・・?
T6プリズムと同じくバーチュアスフューリーと相性が良くブレースの影響を受けにくい。
消費ENがネックなのでブレースはT3,T7以外から選ぶべきだろう。
T5ブレースはinner gazeがあればエネルギー容量が280ENまで伸び連続で5発も撃てるので、バーチュアストロージャンとかの属性変換アルケインで状態異常ばら撒いたらフレームに戻って戦うってプレイもありなのかな?
オペレーターだけで戦う前提ならエネルギーの回復が早いT6ブレースが必須かも。
曲射を利用すれば遠距離でも戦える。

T7プリズム(Klamor)

真空波動拳。とうとうアンプで必殺技を繰り出せるようになった。
というのは嘘。
ステータスが狂っているので扱いが難しい。
ビームが太めでエイム力は要らないがかなり至近距離まで近づかないと攻撃が当たらない。(12m?でアンプの中で最低の射程)
catch moonとかarca plasmor撃っている時以上に目の前が何も見えない。
見えないよ〜ってわたわたしている数秒の内にエネルギーが0になっている。
inner gazeでエネルギーが140あったとしても全て撃ち切るまで3秒も持たない。
ビーム自体はクリティカル率がT1プリズムと同じく最高なため強い。
バーチュアスストライクの効果と相性が良いのは勿論だがフルオートで規格外の発射速度のお陰で基本的に効果が全弾乗る。強い。
バーチュアスストライクの発動が容易なのでT7ブレースでクリティカル率を上げる意味はあまり無い。 
燃費の悪さが異次元だからこれをメインにして戦うならT6ブレース必須だと予想。
操作している間は気付かなかったが横から見た時の射程詐欺ってるのが気になる。

T7スカフォード(Propa)

時間経過で爆発する浮遊弾。
クリティカル率は高めだが状態異常率は0%で最低。
浮遊弾は前方に数m(1m?)だけゆっくりと移動した後に爆発する。
爆風半径は12mと広いので撃った後オペレーターがvoid modeなどで回避しなければと自爆は免れない。
浮遊弾は直撃すれば即起爆する。
至近距離での戦闘を強制されるので即起爆=自爆である。
zenurikのvoid singularityと相性が悪く自爆が起こりやすいので注意。
一発の消費エネルギーは40ENと重めなのでこれもT3,T7ブレースよりT6ブレースが良いかもしれない。

対エイドロン用にフォーチュナーアンプは活躍する?

アンプが必要な場面といったらエイドロン。
これが気になってこの記事を読んでいる人が殆どなのではないだろうか。
作ったアンプの全てがT7ブレースを組み合わせているのでこうだと断言することは出来ないのですが、ォーチュナーアンプは対エイドロンで活躍しないと私は思います。

ダメージに対してエネルギー効率が不釣合いなので不向き
→T7プリズム、T5,6,7スカフォード

ダメージが低いので不向き
→T6プリズム

T5プリズムはT1プリズムみたいなものなのでメインで使うには微妙か。

エイドロン狩りといえばT2スカフォードを使っている人が多いと思うんですが、これに並べる強くて便利なプリズムとスカフォードってフォーチュナーアンプには1つも無いんです。今のところね。
強いて挙げるならT7スカフォードがT2スカフォードと性能が近いから使おうと思えば使えるかもしれない。
でもT7スカフォードは飛距離が極端に短いのでvolt盾を通過させて命中させるには絶妙な位置どりが必要だし、やっぱり飛距離のせいで当たりどころが限られてきて多段ヒットしにくいのは大きな欠点だと思う。
運用出来るのは猛者同士の固定パーティーくらいなんじゃないだろうか。
野良やソロで使えない事は確かだ。

一方でブレースはどうなのかと言うとT7ブレースがT3ブレースの上位互換みたいなものなのでx23からx27に世代交代させるのが良い・・・が・・・・

x23からx27に乗り換えるべきか?

結論から言うと変化を体感し難いので無理して乗り換えなくていい。
カタログスペックではもちろんx27の方が上なので乗り換えれるのであればした方が良いです。
しかし実際エイドロンにT2スカフォードを使ってみると劇的な変化はない。

その理由を説明するため実際にデータを収集してきたので以下に載せます。
シータスが夜の時間を狙って行くために時間が取れず所々回数を重ねてデータを取れていないので正確性は無いし保証もないので悪しからず。
※ストライク=アルケインストライク,フューリー=アルケインフューリー,wisp=unairu wisp

この表は水辺からでた直後のエイドロンテラリストのシールドをソロで全て剥がした時にかかる弾数をアンプごとにまとめたものです。
この表から平均的にx27アンプはx23アンプと比べて弾数を節約できることが分かります。
ただし個々のパターンを取り上げてみると同じ回数掛かっていたり、時には劣っているはずのx23の方が回数掛からなかったパターンもありました。
同じ回数で削れたり、対抗の平均から約10発も差がついたり(条件何もなしx27の4回目とx23の2回目など)して回数が安定して出せなかったのは一体何故なのか・・・。

私はこの差が生まれた原因はT2スカフォードの多段ヒットにあると思っています

例えばソロもしくはゆるい野良や身内でテラリスト狩りに行く場合どうしてもシールド剥がしに時間がかかってしまいませんか?
剥がしている間テラリストは動き回りT2スカフォードは射程が短いデメリットもあるのでダメージを与えるには常に一定の近距離を保つ必要があります。
するとどうでしょう。T2スカフォードは距離が遠かったり当たりどころが悪いと1ヒットしかしない場合があります。

言い訳してしまうとこのデータはソロで取っており動き回るテラリストに限られた時間でなるべく多く試行回数を重ねたい事から焦りで毎回同じ場所には攻撃を当てていませんでした。
このデータにはそんなリアルなモタつきが反映されていてやたら離れている(かかり過ぎている)データを取り除いて平均を出してみると差はたったの2~3発
この差が大きいか小さいかとか人によって考え方が違うでしょうが私は誤差レベルだと思っています。
理由は上記でお話ししたように動き回るテラリスト相手に使う場合運要素が絡んでくるし、2~3発程度の差というのはソロだから生まれた訳で野良なりパーティー組んでしまえば違いは体感出来ないだろう。
そして今回はunairu wispで検証しましたがvoid strikeを使ってしまえばそれこそやろうと思えば1発でシールドを剥がせてしまうのでmaduraiならそもそも差が無いって言えそう。

T3,T7ブレースのクリティカル率8%の差というのはT2スカフォードに限って言えばこの多段ヒットによって簡単に埋まってしまうモノなんです。
フォーチュナーアンプを作りたくないけどテラリスト狩りでx27持って来いって叩かれないか心配してる人!大丈夫だ!x23でも十分だ!

一応x27のフォローをすると数発の差でもソロならありがたいし、データを比べてもx27の方が回数のばらつきが安定しているようにも見えるし、プリズムにクリ率クリダメが高い物を使いたくて素材に余裕があるのでしたらx27を使うべきだと思います。
私の意見は何度も繰り返す様ですがx23とx27の差は劇的なものでは無いので作成難度が高めのx27を無理して作る必要はないという事です。

なのでもし誰かに『x27を持ってこい!』って強要されたなら、その人は例えばレストランを選ぶ時目の前に十分美味しいお店があるにも関わらず『ここから歩いて1km先にこの店より食べログで0.3評価が高い店があるからそっちに行け!』って言っちゃう様な細かすぎる人なのかもな〜と受け流してOKだと思います。

総評

エイドロン戦では全体的に相性悪いが普段使いでは十分な性能でオペレーターでの戦闘に幅が広がったと思う。

特にT5プリズム&スカフォードはプライマリのignisとzarrの使用感をそのまま持ってきた感じで使っていて楽しい。

しかし、maduraiのinner gazeとeternal gazeが解放済みだとしてもエネルギー管理の難しいパーツが多い事や、トロイドなど作るためのリソースが重くそれに釣り合った性能を持っていないのが不満点。

かと言ってあまりに強いのが出て来てしまってもシータスアンプと差が開いていってしまうからこれくらいの調整で良かったんじゃないのかな。


結局何を使ったらいいのか分からん人向けのまとめ

トロイドが無ければx23。トロイドがあればx27使えばいいと思うよ!

しかし...(以下へ続く)


2020/03/28追記 仰け反りモーションが追加されたアプデとエイドロン

自爆の代わりに追加された仰け反り・受け身モーションって皆さんどう思いますか?

このモーションはフレームだけでなくオペレーターにもあるためT2スカフォードの様な爆発するアンプを使用すると仰け反ったり受け身をとります。

warframeの自爆は即死でしたがオペレーターの自爆はちょっとヘルスが削れるだけだっので自爆してもデメリットが少ないT2スカフォードが万能とも言える性能でしたが、この受け身モーションのせいで射程が短く爆風範囲もそれなりのT2スカフォードは注意して打たねばずっと吹き飛んでいるようなイライラアンプになってしまったと私は思います。

ただし、Void Strikeで一発シールド剥がしが可能なら現在も運用アリだと思います。


それが難しい野良等では代わりにT7プリズムにUnairu Wispでのシールド削りを個人的に推奨したい。

全弾当たれば短時間にゴリゴリシールドを削れます。

燃費も射程も相変わらず最悪なのでちょっとでも当て損ねてしまうと辛いのでそれだけ注意か。

シールド削りは7プリWispでも代用できるのですがボンバリスト処理が疎かになりがちになるので立ち回りにも注意したい。

2スカだと適当にシールド削りしてれば巻き込まれて処理できてたのにね。

やはり奴は強すぎた...


アンプの組み合わせを比較する時に便利なサイト

こちらはアンプの組み合わせをシュミレーション出来る便利な海外のサイトです。
ゲーム内でもシュミレーションは出来るけどこちらのサイトの方が見やすいし使いやすいので活用してみてください。